物語の力

どーも!りょーやです!

 

 

思い込みは、ストーリーの形で現れます。

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よく注意して、頭の中に流れる言葉を観察するとそこにはストーリーが隠れていることに気づくはずです。

 

私は人と関わるのが好き…だから○○してるんだ

私はいつも諦めなかった…だから今回だって苦しくても必ずやり通せる

政治家は何事も完璧でなくてはいけない…だから○○するなんてけしからん

私が○○すると嫌われる…だから私は黙って大人しくするべきだ

○○をする奴の中身はクズに違いない…あいつの言うことはすべて裏があるに違いない

営業マンは嘘つきで、金を巻き上げるために近づいてくる…だから私は無下に断ることができる

私には彼がいる…だから毎日がんばれる

私はいつも中途半端だ…だから今回も何も成し遂げられないだろう

 

人は頭の中で毎日何千ものストーリーを語り、人生にまつわるカラフルな声で頭を満たしています。

人類が周囲の世界に制圧されてしまわないよう編み出したフィクションは私たちの行動に大きく影響を与えています。

 

今だって、「フィクションだったらダメだ、ならどうすればいいんだろう?」と考える方がいたかもしれません。それもストーリーというわけです。

 

なぜ私たちはストーリーに絡め取られているのか?

 

それは、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史』にあるように、何万年も前にある大きな革命が私たちの身に起きたためです。

 

 

7万年前、新しい思考と意思疎通の方法を得る「認知革命」が起きた。人類は「現実には存在しないものについて語り、信じられる」ようになり、「大勢で柔軟に協力するという空前の能力」を手に入れた。

貨幣、国、宗教——。虚構・共通の神話を信じることで、無数の見知らぬ人同士が力を合わせられるとハラリ氏は分析する。

(https://www.buzzfeed.com/jp/sakimizoroki/sapiens-interview)

 

 

私たちはあらゆるストーリーに囲まれ生きているのです。それはなにも悪いことではなく、それなしには人類は生きてこられなかった、ということなのです。

 

人の目や人の耳や、人の脳では認識できる範囲に限界があります。それでも生き抜けるよう世界をうまく捉えるためにフィクションは生まれました。

 

だから社会や他人が作ったストーリーに従って生きていこう、と言いたいのではありません。

 

私たちは、自分に語りかけているストーリーに気づくことができます。そして、自分に語りかけるストーリーを選択することができます。

 

○○と考えるなんて、○○するなんて、「本当の自分」らしくない

 

これも自ら作り出したストーリーです。

 

たった1つの「本当の自分」というのがどこかにあるはずだ。それを見つけなくては…

 

ストーリーは、それを信じる人にとっては紛れもなく「真実」です。

よく宗教をバカにする大学生がいますが、そう言う人に限って…

すみません、これも私の持つストーリーです。

 

 

自分を明らかに苦しめているストーリーがあるのなら、まずそれに気付いた方がいいと私は信じています。

そうして、世の中には別の見方もあることを思い出しましょう。

 

ストーリーは、何億人もの人々を結束させ、人に偉業を達成させもしますが、誤って使えば、何百年も終わらない戦争を引き起こし、人々を無気力に陥れることができてしまいます。

 

そんな物語の力をあなたはどう使いますか?

 

物語の力を上手く使ってハイパフォーマーになりたい方には下の本がオススメです。面白いですよ〜。

 

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今回も最後までお読みいただきありがとうございます🙇‍♂️

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今回の質問

 

やめたい考え方はありますか?

 

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